日経平均８５円高も上げ幅縮小
２９日（木）の日経平均は
前日比８５円高
２２，２６２円
と５営業日連続で上昇しました
２８日（水）のＮＹダウは
６１７ドル高
２５，３６６ドル
と３日連続で上昇しました
ＦＲＢ議長が講演において
米国景気動向次第で
利上げを打ち止めにする可能性を示唆したことから
米国景気減速に対する懸念がやや後退し
株式を買う勢いが強まりました
米国株高を受け
東京市場でも株式が買われ
日経平均は一時は
前日比２６０円高（２２，４３７円）まで上昇しました
ただ
米国利上げ打ち止めの可能性が意識され
日米金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが進み
１ドル＝１１３円２０銭台と
前日（１１３円８０銭台）に比べ
円高ドル安が進みました
このため
外需企業の業績改善期待が弱まり
日経平均は上げ幅を縮小しました
この日の上海・香港株式相場が下落に転じたことも
東京市場の上げを抑制しました
日経ジャスダック平均は
１０円高
３，５７５円
と５営業日連続で上昇しました
ＵＵＵＭ＜3990＞（動画投稿者支援・管理）
ＭＳ－ＪＡＰＡＮ＜6539＞（管理部門の人材紹介）
乃村工藝社＜9716＞（商業施設内外装）
前日引け後に自社株買いを発表した
テクノプロ＜6028＞（技術者派遣）
前週業績予想を上方修正した
青山財産管理＜8929＞（資産家の財産管理）
が大幅に上昇しました
インターアクション＜7725＞（撮像素子検査用光源）
が２０１３年以降の高値を
乃村工藝社
が上場来高値を更新しました
米金利上昇により
米国景気を減速させることや
投資資金が新興国から米国に流出し
新興国の景気を押し下げることが懸念されます
既に中国では景気減速が顕著になり
世界経済も減速するリスクがあるため
世界の株式市場は
当面は冴えない動きとなる可能性がある
と考えています
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