日経平均１７７円高、週間では６７２円下落
１２月８日（金）の日経平均は
前日比１７７円高
２１，６７８円
と４日ぶりに上昇しました
休日明け７日（木）のＮＹダウは
７９ドル安
２４，９４７ドル
と前営業日に続き下落しました
カナダ当局が米国の要請により
中国通信機器最大手ファーウェイの副会長を逮捕したことから
米中の対立が激化するとの懸念が強まり
ダウは一時は
７８４ドル安（２４，２４２ドル）まで下落しました
ただ
利上げ打ち止めが再び意識されたことから
ダウは下げ幅を縮小しました
一部のネット株が買われ
ナスダック総合株価指数は
２９ポイント高（７，１８８ポイント）
と上昇しました
ＮＹダウは下落したものの
日経平均は既に
前日までの３日間で１，０７３円下落していたことから
この日の東京市場は
反発期待とみられる買いが優勢となりました
ただ
米中関係の先行きに不透明感が残るため
一旦株式を売る動きも強く
日経平均は上げ幅を縮小する場面もあり
東証１部の値上がり銘柄数（１，０１６銘柄）は
値下がり数（１，０２８）を僅かに下回りました
日経平均は週間では６７２円下落しました
日経ジャスダック平均は
３円安
３，５５２円
と４日連続で下落しました
週間では２４円下落しました
ウエスト＜1407＞（太陽光発電システム、電力小売り）
バリューコマース＜2491＞（ネット広告）
イーブックイニシアティブ＜3658＞（電子書籍配信）
前日引け後に業績予想を上方修正した
ハイアス＆カンパニー＜6192＞（住宅コンサル）
一昨日好調な月次売上を発表した
ギフト＜9279＞（横浜家系ラーメン店）
が大幅に上昇しました
三協フロンテア＜9639＞（仮設ハウス）
が上場来高値を更新しました
米中経済ともに減速リスクは残っています
米利上げ先送りにより
株式相場が上昇する状況が続く可能性もありますが
米景気の堅調が確認されると
再び利上げの可能性が強まり
株式は調整するリスクもあります
現時点では
世界の株式市場の戻りには
限界があるとみています
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