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摩擦再燃懸念し日経平均459円安

トピックス, 本日の株式市場

週明け10日(月)の日経平均は
前週末比459円安
21,219円
と大幅に下落しました

 

 

前週末7日(金)のNYダウは
558ドル安
24,388ドル
と大幅に下落し3営業日連続安となりました

この日発表された
11月の雇用統計において
雇用者数が市場予想を下回ったことから
景気減速懸念がやや強まり
株式が売られました
ナバロ米大統領補佐官が
対中追加関税の可能性を示唆したことから
米中摩擦の長期化が懸念され
ダウは大きく下げました
ダウは週間では1,149ドル下落しました

 

 

米国では
ナバロ氏だけでなく
ライトハイザーUSTR(通商代表部)代表も
対米追加関税の可能性を示唆したことから
週明けの東京市場では
米中摩擦への不安が更に広がり
日経平均は大幅に下落しました
この日発表された
7~9月国内総生産(GDP)改定値(前期比年率2.5%減)が
速報値(同1.2%減)から大きく下方修正されたことも
株式を売る動きを強めました
上海・香港株式相場や
米株価指数先物が下落したことも
日本株の買い控えに繋がりました

 

日経ジャスダック平均は
53円安
3,498円
と5営業日連続で下落しました

サムコ<6387>(特殊半導体製造装置)
前週末引け後に好決算を発表した
アイモバイル<6535>(ネット広告、ふるさと納税サイト)
が大幅に上昇しました

 

 

米中経済ともに減速リスクが強まっています
米利上げ先送りにより
株式相場が反発する可能性もありますが
米景気の堅調が確認されると
再び利上げの可能性が強まり
株式は調整するリスクもあります
現時点では
世界の株式市場は
仮に反発しても
戻りには限界があるとみています

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