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米中懸念し日経平均71円安

トピックス, 本日の株式市場

11日(火)の日経平均は
前日比71円安
21,148円
と前日に続き下落しました

 

 

週明け10日(月)のNYダウは
34ドル高
24,423ドル
と4営業日ぶりに上昇しました

メイ英首相がEU離脱案の採決を延期したため
同問題の先行き不透明感が強まったことや
中国の司法当局が
「iPhone(アップルのスマートフォン)」の販売差し止めについて
仮処分を決定したため
米中貿易摩擦激化が懸念されたことから
ダウは一時は
前日比507ドル安(23,881ドル)まで下落しました
ただ
ダウは3日(月)終値からこの日の安値まで
1,945ドル下落したことから
短期的な反発期待とみられる買いが増えました

 

 

NYダウが反発したことや
この日の上海株式相場が堅調であったことから
日経平均は上昇する場面もありました
ただ
米中貿易摩擦の激化と両国の景気減速に対する懸念が根強いことから
東京市場では
売りが優勢となりました

 

日経ジャスダック平均は
41円安
3,457円
と6営業日連続で下落しました

前週業績予想を上方修正した
ハイアス&カンパニー<6192>(住宅コンサル)
前週好決算を発表した
アイモバイル<6535>(ネット広告、ふるさと納税サイト)
前日引け後に業績予想の上方修正と増配を発表した
日本エスコン<8892>(マンション分譲)
前日引け後に好決算を発表した
シルバーライフ<9262>(高齢者向け配食)
が大幅に上昇しました
三協フロンテア<9639>(仮設ハウス)
が上場来高値を更新しました

 

 

米中経済ともに減速リスクが強まっています
米利上げ先送りにより
株式相場が反発する可能性もありますが
米景気の堅調が確認されると
再び利上げの可能性が強まり
株式は調整するリスクもあります
現時点では
世界の株式市場は
仮に反発しても
戻りには限界があるとみています

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