摩擦緩和期待し４５４円高
１２日（水）の日経平均は
前日比４５４円高
２１，６０２円
と３営業日ぶりに大幅に上昇しました
１１日（火）のＮＹダウは
５３ドル安
２４，３７０ドル
と下落しました
米中政府要人が電話会談
中国が対米輸入自動車の関税引き下げを検討
と報じられたことから
米中貿易摩擦の緩和が期待され
ダウは上昇する場面がありました
ただ
メキシコ国境の「壁」建設に関する予算について
トランプ大統領と野党民主党との対立が激化したため
ダウは下落に転じました
ネット株やＩＴ（情報技術）株の一部が買われ
ナスダック総合株価指数は
１１ポイント高（７，０３１ポイント）
と上昇しました
カナダの裁判所が
中国通信機器大手ファーウェイの副会長の保釈を認めた
と報じられたことから
米中摩擦の更なる緩和が期待され
日経平均は上昇しました
この日の
上海株式相場や
米株価指数先物が堅調であったことも
東京市場の買い安心感に繋がりました
日経ジャスダック平均は
２６円高
３，４８４円
と７営業日ぶりに上昇しました
ウエスト＜1407＞（太陽光発電システム設置、電力小売り）
ＵＵＵＭ＜3990＞（動画投稿者管理）
グノシー＜6047＞（ニュースアプリ）
エスケイジャパン＜7608＞（ゲームセンター景品企画）
前日引け後に好決算を発表した
アスカネット＜2438＞（写真加工）
ジャパンミート＜3539＞（食品スーパー）
前週好決算を発表した
アイモバイル＜6535＞（ネット広告、ふるさと納税サイト）
前日引け後に業績予想を上方修正した
青山財産＜8929＞（資産家向け資産コンサル）
が大幅に上昇しました
三協フロンテア＜9639＞（仮設ハウス）
が上場来高値を更新しました
米中経済ともに減速リスクが強まっています
米利上げ先送りにより
株式相場が反発する可能性もありますが
米景気の堅調が確認されると
再び利上げの可能性が強まり
株式は調整するリスクもあります
現時点では
世界の株式市場は
仮に反発しても
戻りには限界があるとみています
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