TOPICS

中国景気対策期待し日経平均195円高

トピックス, 本日の株式市場

三連休明け15日(火)の日経平均は
前週末比195円高
20,555円
と前週末に続き上昇しました

 

 

前週末11日(金)のNYダウは
5ドル安
23,995ドル
と6営業日ぶりに下落しました
ダウは
前日までの5営業日間で1,315ドル上昇していたため
この日は利益確定とみられる売りが優勢でした
ただ
米中貿易交渉に対する進展期待が根強いため
ダウの下落は限定的でした
ダウは週間では562ドル上昇しました

週明け14日(月)は
86ドル安
23,909ドル
と前週末に続き下落しました
12月の中国貿易統計において
輸出入ともに前年を下回ったことから
中国の景気減速懸念が強まり
中国に対する依存度の高い銘柄が売られました
ダウは
一時は前週末比230ドル安(23,765ドル)まで下落しましたが
シティグループ好決算を発表したことから
金融株が買われ
下げ幅を縮小しました

 

 

中国経済減速懸念と
米国株下落から
日経平均は下落して始まりました
ただ
中国当局による景気対策に対する期待が高まり
上海・香港株式相場が上昇したことや
1ドル=108円70銭
と前週末(108円~10銭)に比べ
円が下落し
外需企業の業績悪化懸念がやや和らいだことから
日経平均は上昇に転じました

 

日経ジャスダック平均は
26円高
3,321円
と前週末に続き上昇しました

エニグモ<3665>(海外ブランド品売買サイト)
前週末引け後に好決算を発表した
トレジャーファクトリー<3093>(リサイクル衣料販売)
フィルカンパニー<3267>(時間貸し駐車場付き商業施設)
UUUM<3990>(動画サイト投稿者支援)
日本色材工業<4920>(化粧品の供給先ブランド製造)
インターアクション<7725>(撮像素子検査用光源)
が大幅に上昇しました
UUUM
が上場来高値を更新しました

 

日米株式市場ともに
年末から年始に急落したことから
短期的には反発が続くかもしれません
ただ
米中欧経済の減速懸念が強まっている中
2009年2月を底に上昇を続けてきた世界の株式市場は
本格的な下落相場に入った可能性があり
反発があっても短期かつ弱い(直近の高値を抜けない)
という状況が続くことが懸念されます

この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。

既存ユーザのログイン