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円高嫌気し日経平均124円安

トピックス, 本日の株式市場

週明け28日(月)の日経平均は
前週末比124円安
20,649円
と下落しました

 

前週末25日(金)のNYダウは
183ドル高
24,737ドル
と上昇しました
FRB(連邦準備理事会)が
金融政策の正常化ペースを緩める
すなわち
緩和的な金融政策が続くとの見方が広がり
株式が買われました
また
ムニューシン財務長官が
米中貿易交渉が進展と発言したことも
米国株式の買いを促しました
ダウは週間では30ドル上昇しました

 

FRB(連邦準備理事会)による
緩和的な金融政策の継続見通しから
週明けの東京市場では
日米金利差の縮小を見込んだ
円買いドル売りが進みました
1ドル=109円20~40銭台と
前週末の午後(109円70~80銭台)に比べ
円高ドル安が進んだことから
外需企業の業績悪化懸念がやや強まり
日経平均は下落しました
この日上昇して始まった
上海・香港株価指数が下落に転じたことから
日経平均は下げ幅を広げました

日経ジャスダック平均は
10円高
3,392円
と3営業日連続で上昇しました
新興市場株、小型株では
好決算を発表した銘柄の上昇が目立ちました
前週末引け後に業績予想を上方修正した
ムゲンエステート<3299>(中古不動産販売)
セレス<3696>(ポイントサイト、仮想通貨交換所)
前週末引け後に好決算を発表した
エムケー精工<5906>(洗車機、食品保冷庫)
キムラユニティー<9368>(物流サービス)
が大幅に上昇しました
UUUM<3990>(動画投稿者マネジメント)
が上場来高値を更新しました

 

日米株式市場ともに
年末から年始に急落したことから
短期的には反発が続くかもしれません
ただ
米中欧経済の減速懸念が強まっている中
2009年2月を底に上昇を続けてきた世界の株式市場は
本格的な下落相場に入った可能性があり
反発があっても短期かつ弱い(直近の高値を抜けない)
という状況が続くことが懸念されます

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