TOPICS

米指標好感し日経平均95円高

トピックス, 本日の株式市場

週明け
2月4日(月)の日経平均は
前週末比95円高
20,883円
と3営業日連続で上昇しました

 

前週末2月1日(金)のNYダウは
64ドル高
25,063ドル
と上昇しました
好決算を発表した
石油大手のエクソンモービル、シェブロンが買われ
ダウを押し上げました
この日発表された1月雇用統計において
雇用者数が市場予想を上回り
米国景気堅調との見方が広がったことも
株式の買いを誘いました
ただ
発表された売上見通しが予想を下回った
アマゾンが売られ
ナスダック総合株価指数は
17ポイント安(7,263ポイント)
と下落しました
ダウは週間では326ドル上昇しました

 

雇用者数の増加に加え
サプライマネジメント協会発表の
1月製造業景況感指数が市場予想を上回ったことから
週明けの東京市場でも
米国景気に対する楽観的な見方を好感し
日経平均は上昇しました
1ドル=109円50~70銭台と
前週末(108円80~90銭台)に比べ
円安ドル高が進んだことから
外需企業の採算悪化懸念が薄れ
株式相場を押し上げました
ただ
主要企業では
好調な決算を発表する銘柄がある一方
減益や下方修正を発表する銘柄も多いことから
積極的に買い上がる動きにはならず
日経平均の上げは限定的でした

日経ジャスダック平均は
24円高
3,400円
と上昇しました
手間いらず<2477>(宿泊予約管理システム)
前週好決算を発表した
santec<6777>(光通信部品、光信号測定器)
前週末引け後に好決算を発表した
テクノプロ<6028>(技術者派遣)
東亜DKK<6848>(環境計測器)
日本アンテナ<6930>(放送・通信用アンテナ)
アルゴグラフィックス<7595>(設計ソフト)
が大幅に上昇しました
日本アンテナが
2013年以降の高値を
前週好決算を発表した
デジタルアーツ<2326>(セキュリティソフト)
が上場来高値を更新しました

 

日米株式市場ともに
年末から年始に急落したことから
短期的には反発が続くかもしれません
ただ
米中欧経済の減速懸念が強まっている中
2009年2月を底に上昇を続けてきた世界の株式市場は
本格的な下落相場に入った可能性があり
反発があっても短期かつ弱い(直近の高値を抜けない)
という状況が続くことが懸念されます

この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。

既存ユーザのログイン