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米中進展期待から日経平均32円高

トピックス, 本日の株式市場

21日(木)の日経平均は
前日比32円高
21,464円
と4日連続で上昇しました

 

20日(水)のNYダウは
63ドル高
25,954ドル
と3営業日連続で上昇しました
米中貿易協議の進展期待に加え
この日公表された
FOMC(連邦公開市場委員会)議事録から
FRB(連邦準備理事会)は資産縮小の終了を早める
つまり
緩和的な金融政策が続くとの見方が広がったことから
株式を買う動きが強まりました

 

日経平均は
前日までの3営業日間で
530円上昇していたことに加え
1ドル=110円60~70銭台へと
前日昼(110円80銭台)に比べ
円が強含んだことから
外需企業の業績改善期待がやや弱まり
東京市場の午前中は
売りが優勢な状況が続きました
その後
「米中貿易協議において6つの覚書が準備されている」
と報じられたことから
交渉進展期待が高まり
日経平均は上昇に転じました
この日下落して始まった
上海・香港市場も上昇に転じたことも
日経平均を押し上げました
日経平均は一時は
前日比121円高(21,553円)まで上昇しましたが
日中協議の具体的な内容を見極めたいとの思惑から
上げ幅を縮小しました

日経ジャスダック平均は
7円高
3,446円
と4日連続で上昇しました
前週増配を発表した
IXナレッジ<9753>(情報システム開発・運用・保守)
が大幅に上昇しました

 

米中欧経済の減速懸念が強まっている中
2009年2月を底に上昇を続けてきた世界の株式市場は
本格的な下落相場に入った可能性があり
反発があっても短期かつ弱い(直近の高値を抜けない)
という状況が続くことが懸念されます

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