利上げ後退・米中改善期待で日経平均107円高
27日(水)の日経平均は
前日比107円高
21,556円
と上昇しました
26日(火)のNYダウは
33ドル安
26,057ドル
と3営業日ぶりに下落しました
米中貿易協議の進展期待に加え
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長の議会証言から
利上げは先送りされるとの見方が改めて意識され
ダウは上昇する場面がありました
ただ
一昨日に11月8日以来の26,000ドル乗せとなっていたことから
短期的な利益確定とみられる売りが増え
ダウは下落して引けました
米中関係改善期待と
米利上げの先送り見通しから
日経平均は上昇して始まりました
この日の上海・香港市場が上昇したことから
東京市場も堅調な状況が続きました
日本独自の買い材料に乏しいため
この日の日経平均の値幅(高値と安値の差)は
86円と大きく動きませんでした
建設、陸運、医薬品、小売りなど
内需関連株の上昇が見られた一方
1ドル=110円50銭台と
前日(70~80銭台)に比べ
円高が進んだことから
外需株は冴えない銘柄が目立ちました
東海旅客鉄道<9022>(JR東海)
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
21円高
3,476円
と上昇しました
UUUM<3990>(動画投稿者マネジメント)
が大幅に上昇しました
米中欧経済の減速懸念が強まっている中
2009年2月を底に上昇を続けてきた世界の株式市場は
本格的な下落相場に入った可能性があり
反発があっても短期かつ弱い(直近の高値を抜けない)
という状況が続くことが懸念されます
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