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配当落ちも日経平均下げ渋る

トピックス, 本日の株式市場

27日(水)の日経平均は
前日比49円安
21,378円
と下落しました

 

26日(火)のNYダウは
140ドル高
25,657ドル
と前日に続き上昇しました
この日の
日本および欧州の株式相場が反発したことから
米国市場にも買い安心感が広がりました
長期金利が反発したことから
これまで金利低下による利ザヤ縮小が懸念され売られていた
金融株が上昇しました
原油先物相場の上昇を受け
石油関連株も買われ相場を押し上げました
半導体株も買われました
ダウは
一時は前日比279ドル高(25,796ドル)まで上昇しました
ただ
世界景気に減速懸念が残ることから
その後上げ幅を縮小しました

 

東京市場では
この日は
3月期末の配当権利落ち日(※)のため
日経平均下落しました
ただ
この日の上海・香港株式市場が上昇したことから
日経平均は下げ幅を縮めました
東海旅客鉄道(JR東海)<9022>
が上場来高値を更新しました
(※)前日時点の株主は
2019年3月末の配当を受け取る権利がありますが
この日付けの株主にはないため
株の価値が配当額分下がることになり
売り要因となります

日経ジャスダック平均は
6銭高
3,447円36銭
と小幅ながら前日に続き上昇しました
ALBERT<3906>(顧客データ分析)
エスケイジャパン<7608>(ゲームセンター景品)
前週東証1部上場を発表した
RPA<6572>(事務作業代行ソフト)
が大幅に上昇しました
前週好調な業績予想を発表した
ロゼッタ<6182>(IT活用の翻訳)
が上場来高値を更新しました

 

米中欧経済の減速懸念が強まっている中
2009年2月を底に上昇を続けてきた世界の株式市場は
本格的な下落相場に入った可能性があり
反発があっても短期かつ弱い(直近の高値を抜けない)
という状況が続くことが懸念されます

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