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日経平均159円高、一部銘柄押上げ

トピックス, 本日の株式市場

週末12日(金)の日経平均は
前日比159円高
21,870円
と前日に続き上昇しました

 

11日(木)のNYダウは
14ドル安
26,143ドル
と下落しました
有力上院議員が国民皆保険制度の導入を主張したことから
医療費下げ圧力が懸念され
医療保険大手のユナイテッドヘルスほか
医療・ヘルスケア関連銘柄が売られました
一方で
週間の失業保険申請件数が
前週比で減少したことから
雇用情勢の改善が続いているとの見方が広がり
株式を売る動きは限定的でした
S&P500種指数は
0.11ポイント高(2,888.32ポイント)
と小幅ながら上昇しました

 

東京市場では
好決算を発表した
ファーストリテイリング<9983>や
投資先の米ウーバー(ライドシェア)の上場が承認された
ソフトバンク<9984>が買われ
日経平均を押し上げました
米国の好調な雇用情勢を受け
ドルが買われ
1ドル=111円70銭台へと
前日(10銭台)に比べ
円安ドル高が進んだため
外需企業の業績改善期待が高まったことも
東京市場を下支えしました
ただ
この日の上海・香港株式市場が下落したことや
来週から発表が本格化する
米国企業の1~3月決算に不透明感があるため
一旦株式を売る動きも強く
TOPIXは
1ポイント安(1,605ポイント)
と5日連続で下落しました
週間では
日経平均は63円(0.3%)上昇しましたが
TOPIXは20ポイント(1.3%)下落しました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
11円安
3,444円
と3日ぶりに下落しました
週間では16円(0.5%)下落しました
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
前週好調な月次売上を発表した
幸楽苑<7554>(北関東地盤のラーメン店)
が上場来高値を更新しました

 

米中欧経済の減速懸念が強まっている中
2009年2月を底に上昇を続けてきた世界の株式市場は
本格的な下落相場に入った可能性があり
反発があっても短期かつ弱い(直近の高値を抜けない)
という状況が続くことが懸念されます

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