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IPO銘柄、トビラシステムズの株価

IPO(新規上場銘柄), トピックス, 株式投資のネタ

4月25日に
マザーズに新規上場(IPO)した
トビラシステムズ<4441>
の株価について

 

経常利益を
2019年10月期
第1四半期(18年11月~19年1月)には
約1億円であったことから
通期では
会社予想の約3億2千万円を上回る
4億1千万円(前年比84%増)程度まで拡大する
と仮定します

20年10月期については
18年10月期:2億2千万円
19年10月期(仮定):4億1千万円に対し
5億9千万円(前年比45%増)
と仮定します

 

5月7日終値は
6,600円です
19年10月期の
会社予想利益を基にしたPERは
97倍となります
経常利益が4億1千万円の仮定では
75倍
20年10月期の
経常利益が5億9千万円の仮定では
52倍となります
現在の株価は割高と判断しています

初値(5,420円)近くの
5,000円あたりが妥当ではないか
と評価しています
株価が5,000円の場合
会社予想利益を基にしたPERは
73倍
経常利益が4億1千万円の仮定では
57倍
20年10月期の
経常利益が5億9千万円の仮定では
39倍となります

 

株価の短期的な変動を予測するのは難しく
特に新興市場株は
大きく変動する傾向があります
必ずしもすぐに妥当株価に近づくのではなく
大きく上回る、あるいは下回る状況が続くこともあります
ただ
長期的にみて
株価の大幅状況が続くことは期待し難い
と考えています

また
上記の
利益予想の「仮定」を変更した場合
当然
株価の見通しも
現在の判断とは大きく変更されます

(※)「長期的に株価は妥当価格に近づく」
と考えているわけではありません
実際の株価が妥当株価を
大きく上回っていたら→割高
大きく下回っていたら→割安
という一つの判断基準です

 

(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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