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日経平均、週間で913円下落

トピックス, 本日の株式市場

週末10日(金)の日経平均は
前日比57円安
21,344円
と下落しました
連休を挟み5営業日連続安となりました

 

9日(木)のNYダウは
138ドル安
22,828ドル
と下落しました
前日
トランプ大統領が貿易交渉に関して
中国を批判したことから
交渉の不透明感が強まり
株式を売る動きが強まりました
ダウは
一時は
前日比449ドル安
(25,517ドル)まで下落しましたが
その後
同氏は習中国主席との電話協議を示唆したことから
下げ幅を縮小しました

 

日経平均は
連休明け後の3日間で
856円下落していたことに加え
米中貿易摩擦に対する懸念がやや薄れ
この日の上海・香港株式相場が上昇したことから
東京市場の午前中は
短期的な反発期待とみられる買いが優勢な状況が続きました
ただ
米政権は予定通り
現地時間10日0時に#
制裁関税を10%から15%に引き上げ
中国商務省も報復措置を示唆したことから
リスク回避的な動きが強まり
日経平均は下げに転じました
ファーストリテイリング<9983>
が上場来高値を更新しました
日経平均は
週間では913円(4.1%)下落しました

日経ジャスダック平均は
8円安
3,406円
と3日連続で下落しました
前日引け後に好決算を発表した
タカミヤ<2445>(足場など仮設資材)
一昨日好決算を発表した
電算システム<3630>(情報処理)
が大幅に上昇しました
電算システム
が上場来高値を更新しました
ジャスダック平均は
週間では46円(1.3%)下落しました

 

年初から
中国経済底打ち→日米企業業績改善
を前提として
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
これは
米中貿易交渉の行方にかかわらず
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で今週は大きく下げた
ということでしょうか
短期的には
株価は反発する可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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