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TOPIX0.67高、GDP好感せず

トピックス, 本日の株式市場

週明け20日(月)の日経平均は
前週末比51円高
21,301円
と前週末に続き上昇しました

 

前週末17日(金)のNYダウは
98ドル安
25,764ドル
と4日ぶりに下落しました
中国商務省が
貿易交渉に関して米政権を批判
と報じられたことから
今後の米中関係に対する懸念が高まり
米国株式は売りが優勢となりました
ただ
5月の消費者態度指数が前月より改善したことや
米政府が
鉄鋼、アルミニウムの追加関税の撤廃で
カナダ、メキシコと合意したことから
ダウは上昇に転じる場面もありました
ダウは週間では
178ドル(0.7%)下落しました

 

東京市場の
取引開始前に発表された
1~3月の実質国内総生産(GDP)が
前期比伸び率(年率換算)が2.1%増と
市場予想に反してプラスとなったことから
日本株を買う勢いが強まりました
ただ
個人消費、輸出、設備投資が前期比マイナスとなったことや
海外情勢に不透明感が残る中
この日の上海・香港株式相場が下落したことから
日経平均の上げは限定的でした
TOPIXは
0.67ポイント高(1,554.92ポイント)
にとどまりました
日清製粉<2002>
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
4円安
3,364円
と下落しました
前週好決算を発表した
マーケットエンタープライズ<3135>(中古品買取サイト)
が大幅に上昇しました
バリューコマース<2491>(ヤフーショッピング店舗支援)
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
が上場来高値を更新しました

 

年初から
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明けは大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発が続く可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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