ファーウェイ制裁受け日経平均29円安
21日(火)の日経平均は
前日比29円安
21,272円
と3営業日ぶりに下落しました
週明け20日(月)のNYダウは
84ドル安
25,679ドル
と前週末に続き下落しました
米国政府による
中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)に対する制裁措置を受け
ネット大手のグーグルがファーウェイへの一部ソフトウェア供給停止の可能性
と報じられたことから
米中貿易摩擦の懸念が高まり
この日も
米国株式は売りが優勢となりました
ファーウェイに半導体やソフトを供給する銘柄や
中国に対する依存度の大きい銘柄が売られました
米中摩擦の懸念を受け
売りが優勢となりました
半導体関連株や電子部品株の売りが目立ちました
その後
ファーウェイに対する制裁の一部に猶予措置が発表され
上海株式相場が上昇したことから
日経平均は上昇に転じる場面もありました
ただ
米中摩擦に不透明感が依然と残り
日本の経済・企業業績の先行き不安もあることから
日経平均は再び下落して引けました
日清製粉<2002>
ハウス食品<2810>
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
2円安
3,362円
と前日に続き下落しました
年初から
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明けは大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発が続く可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています
この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。