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ファーウェイ不安で日経平均132円安

トピックス, 本日の株式市場

23日(木)の日経平均は
前日比132円安
21,151円
と下落しました

 

22日(水)のNYダウは
100ドル安
25,776ドル
と下落しました
米政権が中国5社に対する米国技術の購入制限を検討
と報じられたことから
米中対立が激化するとの懸念が高まりました
半導体やハイテクのほか
中国に対する依存度の高い銘柄の下げが目立ちました

 

日本の通信大手3社が
ファーウェイ(華為技術)のスマートフォンの販売延期を決めたことや
パナソニックや英半導体大手アーム社がファーウェイとの取引停止
と報じられたことから
スマートフォン市場の低迷が懸念され
東京市場でも
半導体・電子部品銘柄が売られました
一方で
食品など比較的海外情勢の影響が小さい銘柄の
上昇が目立ちました
日清製粉<2002>
ハウス食品<2810>
ファーストリテイリング<9983>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
10円安
3,359円
と下落しました
前週好調な月次売上を発表した
DD<3073>(居酒屋、旧社名ダイヤモンドダイニング)
が大幅に上昇しました
前日引け後に好調な月次動向を発表した
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
が上場来高値を更新しました

 

年初から
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明けは大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発が続く可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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