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日経平均33円安、週間では132円下落

トピックス, 本日の株式市場

週末24日(金)の日経平均は
前日比33円安
21,117円
と前日に続き下落しました

 

23日(木)のNYダウは
286ドル安
25,490ドル
と前日に続き下落しました
米中関係に改善の兆しが見られないことから
引き続き
半導体などハイテク株が売られました
原油先物相場が下落し
中国発の世界景気悪化が連想されたことや
5月の製造業購買担当者景気指数が前月を下回り
米景気に対する楽観的な味方が後退したことも
米国株式相場を下押ししました

 

米中摩擦長期化による
世界景気悪化懸念から
日経平均は取引開始後間もなく
20,922円(前日比229円安)と
21,000円を割り込みました
ただ、その後
トランプ大統領が
交渉次第では
中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)に対する
規制を緩和する可能性を示唆したことから
日経平均は下げ幅を縮小しました
TOPIXは
0.63ポイント高(1,541.21ポイント)
と4日ぶりに上昇しました
ハウス食品<2810>
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました
日経平均は
週間では132円(0.6%)下落しました

日経ジャスダック平均は
80銭安
3,359円15銭
と前日に続き下落しました
前週好決算を発表した
JMC<5704>(砂型鋳造、3Dプリンタによる試作品製造)
が大幅に上昇しました
一昨日好調な月次動向を発表した
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
が上場来高値を更新しました
ジャスダック平均は
週間では9円(0.3%)下落しました

 

年初から
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明けは大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発が続く可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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