摩擦長期化懸念で日米とも大幅下落
29日(水)の日経平均は
前日比256円安
21,003円
と3日ぶりに下落しました
28日(火)のNYダウは
237ドル安
25,347ドル
と下落しました
トランプ大統領が
日米貿易摩擦が長期化する可能性を示唆したことから
中国の影響が大きい銘柄が売られました
長期金利が低下したことから
利ザヤ縮小が見込まれる金融株も下げました
米中貿易摩擦長期化の可能性
米国株式市場の下落を受け
東京株式市場でも
売りが強まりました
日経平均は一時は
20,884円(前日比375円安)と
21,000円を下回りましたが
日銀がETF(上場投信)を買い入れるとの観測から
下げ渋りました
日経ジャスダック平均は
14円安
3,362円
と3営業日ぶりに下落しました
前週好調な月次動向を発表した
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
が上場来高値を更新しました
年初から
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明けは大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発が続く可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています
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