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日経平均週間では516円、月間では1,657円下落

トピックス, 本日の株式市場

31日(金)の日経平均は
前日比341円安
20,601円
と大幅に下落し
3日連続安となりました

 

30日(木)のNYダウは
43ドル高
25,169ドル
と3日ぶりに上昇しました
ダウは前日までの2日間で
459ドル下落していたことから
この日は買いが優勢となりました
ただ
米中貿易摩擦の先行きに不安があるため
ダウの上昇は限定的でした
長期金利低下を受け
利ザヤ縮小が予想される金融株が売られ
原油先物相場下落を受け
石油株も下げました

 

トランプ大統領が
メキシコからの輸入品に対する5%の課税を表明
と報じられたことから
東京市場では
株式を売る動きが強まりました
1ドル=108円90銭台と
前日(109円60銭台)に比べ
大きく円高ドル安が進んだことも
外需企業の採算悪化懸念を強め
相場を押し下げました
中国の5月の製造業購買担当者景気指数が
前月比で市場予想以上に低下し
上海株価指数が下落したことも
日本株の売りを強める一因となりました
日経平均は
週間では516円(2.4%)下落しました
月間では1,657円(7.4%)下落しました

日経ジャスダック平均は
17円安
3,339円
と3日連続で下落しました
週間では19円(0.6%)下落しました
月間では113円(3.3%)下落しました

 

年初から
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明けは大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発が続く可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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