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ダウ週間で770ドル、月間1,777ドル下落

トピックス, 本日の株式市場

週末31日(金)のNYダウは
354ドル安
24,815ドル
と大幅に下落しました
米政権がメキシコからの輸入品に対して追加関税を課す
と発表したことから
米国を巡る貿易摩擦が更に激化するとの懸念が強まりました
自動車株などメキシコで生産する銘柄の売りが目立ちました
長期金利低下を受け
利ザヤ縮小が予想される金融株が売られ
原油先物相場下落を受け
石油株も下げました
ダウは
週間で770ドル(3.0%)
月間で1,777ドル(6.7%)下落しました

 

米国長期金利低下を受け
日米金利差縮小を見込んだ
円買いドル売りが進み
NYの外国為替市場では
1ドル=108円20銭台と
東京市場の午後(108円80銭台)に比べ
大きく円高ドル安が進みました

シカゴの日経平均先物は
20,435円と
東京市場の日経平均終値
20,601円
を大幅に下回って引けました

 

週明けの日経平均は
下落して始まると予想されます
年初から10連休前まで
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明け以降は大きく下げている
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発する可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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