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日経平均190円安、4日続落

トピックス, 本日の株式市場

週明けで月初となる
6月3日(月)の日経平均は
前週末比190円安
20,410円
と4営業日連続で下落しました

 

前週末31日(金)のNYダウは
354ドル安
24,815ドル
と大幅に下落しました
米政権がメキシコからの輸入品に対して追加関税を課す
と発表したことから
米国を巡る貿易摩擦が更に激化するとの懸念が強まりました
自動車株などメキシコで生産する銘柄の売りが目立ちました
長期金利低下を受け
利ザヤ縮小が予想される金融株が売られ
原油先物相場下落を受け
石油株も下げました
ダウは
週間で770ドル(3.0%)
月間で1,777ドル(6.7%)下落しました

 

米国を巡る貿易摩擦が
世界経済を下押しするとの懸念から
週明けの東京株式市場も下落しました
1ドル=108円10銭前後と
前週末(108円80銭台)に比べ
大きく円高ドル安が進んだことも
外需企業の採算悪化懸念を強め
相場を押し下げました
この日一時は上昇した
上海・香港株式市場が下落したことも
日本株の売りを強める一因となりました
日経平均は一時は
前週末比295円安(20,305円)まで下落しました

日経ジャスダック平均は
45円安
3,294円
と4営業日連続で下落しました
トレジャーファクトリー<3093>(リサイクルショップ)
5月30日上場(IPO)の
バルテス<4442>(ソフトウェアテスト)
が大幅に上昇しました

 

年初から10連休前まで
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明け以降は大きく下げている
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発する可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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