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米国状況好転し日経平均249円高

トピックス, 本日の株式市場

週明け10日(月)の日経平均は
前週末比249円高
21,134円
と前週末に続き大幅に上昇しました

 

前週末7日(金)のNYダウは
263ドル高
25,983ドル
と大幅に上昇し5日連続高となりました
この日発表された雇用統計において
雇用者数が市場予想を大きく下回ったことから
景気を下支えするために
FRB(連邦準備理事会)が利下#げを実施するとの期待が高まり
株式を買う動きが強まりました
ダウは週間では1,168ドル(4.7%)上昇しました

 

米国の金融緩和期待と株高に加え
米国政府がメキシコからの輸入品に対する追加関税を見送ったことから
米国を巡る貿易摩擦の緩和期待がやや高まり
週明けの東京株式市場でも
買い意欲が強まりました
この日の上海・香港株式相場が上昇したことも
日本株の買い安心感に繋がりました
自動車、機械など
海外情勢の影響が大きい銘柄の上げが目立ちました
第一三共<4568>
オリエンタルランド<4661>
NEC<6701>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
18円高
3,362円
と前週末に続き上昇しました
メディアドゥ<3678>(電子書籍配信)
前週末引け後に好決算を発表した
ポールトゥウィン<3657>(ソフト不具合検出)
ミライアル<4238>(半導体出荷容器)
カナモト<9678>(建設機械レンタル)
が大幅に上昇しました
バリューHR<6078>(保健事務サポート)
が上場来高値を更新しました

 

年初から10連休前まで
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明け以降は大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発する可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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