米中下落嫌気し日経平均74円安
12日(水)の日経平均は
前日比74円安
21,129円
と4営業日ぶりに下落しました
11日(火)のNYダウは
14ドル安
26,048ドル
と7営業日ぶりに下落しました
中国が地方債の使途制限を緩和し
地方政府による投資を促進する方針を示したことから
中国景気の浮揚期待が高まり
米国株式市場も買いが優勢な状況で始まりました
ただ
ダウは
前日まで6営業日連続で上昇していたことから
短期的な利益確定とみられる売りが増え
下落に転じました
この日発表された
4月の機械受注が市場予想を上回ったことから
設備投資は底堅いとの見方が広がり
日経平均は上昇する場面がありました
ただ
米国株の下落に加え
この日の上海・香港株式相場が下落したことから
東京市場でも
短期的な利益確定とみられる売りが増えました
NEC<6701>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
1円高
3,369円
と4営業日連続で上昇しました
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
が上場来高値を更新しました
年初から10連休前まで
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明け以降は大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発する可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています
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