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ダウ17ドル安、週間では105ドル上昇

トピックス, 本日の株式市場

前週末14日(金)のNYダウは
17ドル安
26,089ドル
と下落しました
中国の
5月の工業生産高
1~5月の固定資産投資が
市場予想を下回ったことから
中国景気に対する懸念が強まり
米国株式が売られました
半導体大手のブロードコムが
売上見通しを下方修正したことから
半導体株が売られました
一方で
米国の
5月の鉱工業生産指数や
ミシガン大学発表の6月の消費者態度指数が
市場予想を上回ったことから
米国景気減速に対する警戒がやや薄れ
ダウの下落は限定的でした
ダウは週間では
105ドル(0.4%)上昇しました

 

経済指標発表により
米国経済に対する過度な懸念が後退したことから
円売りドル買いが進み
NYの外国為替市場では
1ドル=108円50銭台と
東京市場の午後(108円10~30銭台)に比べ
やや円安ドル高が進みました

シカゴの日経平均先物は
20,980円と
東京市場の日経平均終値
21,116円
を下回って引けました

 

週明けの日経平均は
下落して始まると予想されます
年初から10連休前まで
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明け以降は大きく下げていた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発が続く可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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