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日経平均7円高、TOPIXは6ポイント安

本日の株式市場

週明け17日(月)の日経平均は
前週末比7円高
21,124円
と前週末に続き上昇しました

 

前週末14日(金)のNYダウは
17ドル安
26,089ドル
と下落しました
中国の
5月の工業生産高
1~5月の固定資産投資が
市場予想を下回ったことから
中国景気に対する懸念が強まり
米国株式が売られました
半導体大手のブロードコムが
売上見通しを下方修正したことから
半導体株が売られました
一方で
米国の
5月の鉱工業生産指数や
ミシガン大学発表の6月の消費者態度指数が
市場予想を上回ったことから
米国景気減速に対する警戒がやや薄れ
ダウの下落は限定的でした
ダウは週間では
105ドル(0.4%)上昇しました

 

「逃亡犯条例」に反対する大規模デモの影響で
低迷が予想された
香港株式相場が上昇したことから
日経平均も
前週末終値を僅かに上回って引けました
ただ
前週末の米国市場の流れを受け
東京市場でも半導体関連株が売られ
TOPIXは
6ポイント安(1,539ポイント)
と下落しました
ファーストリテイリング<9983>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
86銭安
3,381円69銭
と下落しました
トレジャーファクトリー<3093>(リサイクルショップ)
が大幅に上昇しました
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
バリューHR<6078>(健康保健事務代行)
が上場来高値を更新しました

 

年初から10連休前まで
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明け以降は大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発する可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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