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米利下げ期待受け日経平均128円高

トピックス, 本日の株式市場

20日(木)の日経平均は
前日比128円高
21,462円
と前日に続き上昇しました

 

19日(水)のNYダウは
38ドル高
26,504ドル
と3日連続で上昇しました
FOMC(連邦公開市場委員会)において
金利据え置きが決定されましたが
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が
近い将来の利下げの可能性を示唆したことから
株式は買いが優勢となりました
ただ
利下げ期待から
既に6月に入ってから株式相場は上昇傾向であったことや
金利上昇により利幅縮小が予想される
金融株が売られたことから
ダウの上昇は限定的でした

 

米国の利下げ期待と株高を受け
東京市場でも
株式を買う動きが強まりました
米国の金利低下見通しから
日米金利差縮小を見込んだ
円買いドル売りが増え
1ドル=107円60銭台へと
と前日(108円40銭台)に比べ
大きく円高ドル安が進みました
このため
円高により業績悪化が懸念される
自動車・電機など一部の外需株が売られましたが
上海・香港株式相場が上昇したことから
東京市場でも
買いが優勢な状況が続きました
ファーストリテイリング<9983>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
15円高
3,398円
と前日に続き上昇しました
JMC<5704>(鋳造用砂型、3Dプリンタ製試作品)
が大幅に上昇しました

 

年初から10連休前まで
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明け以降は大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発する可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を上回るまで上昇することは難しいのではないか
と予測しています

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