イラン情勢警戒し日経平均92円安
25日(火)の日経平均は
前日比92円安
21,193円
と下落しました
週明け24日(月)のNYダウは
8ドル高
26,727ドル
と上昇しました
米中貿易に関する事務レベルの協議が再開
と報じられたことから
両国の関係改善に対する期待がやや高まり
ダウは上昇しました
ただ
トランプ大統領が
イランに追加制裁を科すとの大統領令に署名したことから
株式を売る動きも強く
S&P500種指数は
5ポイント安(2,945ポイント)
と下落しました
米国とイランの関係悪化懸念に加え
トランプ氏が日米安保条約の破棄について言及
と報じられたことから
リスク回避姿勢が強まり
東京市場では
株式を売る動きが強まりました
1ドル=106円台へと
前日(107円30~40銭台)に比べ
円高ドル安が進んだことから
外需企業の業績悪化が懸念され
自動車・電機株が売られました
ただ
米中貿易交渉の進展期待から
売り一色にはなりませんでした
日経ジャスダック平均は
3円安
3,387円
と下落しました
年初から10連休前まで
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明け以降は大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発する可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を大きく上回り
上昇を続けることは難しいのではないか
と予測しています
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