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米中会談受け日経平均454円高

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週明け7月1日(月)の日経平均は
前週末比454円高
21,729円
と大幅に上昇しました

 

前週末6月28日(金)のNYダウは
73ドル高
26,599ドル
と3日ぶりに上昇しました
29日(土)に開催予定の
米中首脳会談において
貿易協議継続の確認や
米国の追加関税先送りなど
「貿易戦争の一時停戦」が具体化する期待が高まり
米国株は買いが優勢となりました
ダウは
週間では119ドル(0.4%)下落
月間では1,784ドル(7.2%)上昇しました

 

米中首脳会談において
貿易協議の再開および
中国に対する追加関税の先送りが決まったことや
トランプ大統領が
中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)に対する
部品販売を一部認める方針を示したことから
週明けの
東京株式市場では
半導体・電子部品株ほか
中国の影響が大きい銘柄が買われ
日経平均は大幅に上昇しました
この日の上海株式相場が上昇したことも
東京市場の買いを促しました
取引開始前に発表された
日銀短観(全国企業短期経済観測調査)において
大企業・製造業の業況判断指数(DI)が
前回調査および市場予想ともに下回りましたが
株式市場の影響は殆どありませんでした
日本電気<6702>(NEC)
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
29円高
3,435円
と3営業日連続で上昇しました

 

年初から10連休前まで
日米ともに株価は上昇傾向でしたが
米中貿易交渉の進展と
中国経済に対し過度の期待を持ち過ぎた
そのため
その反動で連休明け以降は大きく下げた
と判断しています
短期的には
日米の株式市場は反発する可能性がありますが
米中は今後も政治・経済分野で対立することがある
と考えられることから
米中貿易問題および中国経済に対し
過度の期待はしない相場となる
すなわち
株価がこれまでの高値を大きく上回り
上昇を続けることは難しいのではないか
と予測しています

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