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米中株安受け日経平均212円安

トピックス, 本日の株式市場

週明け7月8日(月)の日経平均は
前週末比212円安
21,534円
と3営業日ぶりに下落しました

 

前週末5日(金)のNYダウは
43ドル安
26,992ドル
と5営業日ぶりに下落しました
この日発表された6月の雇用統計において
雇用者数が市場予想を上回りました
このため景気は堅調との見方が再認識され
利下げ期待がやや遠のいたことから
株式が売られ
ダウは一時は
232ドル安(26,733ドル)まで下落しました
ただ
平均時給が市場予想を下回ったため
インフレ懸念は強くないとの見方から
株式を買い戻る動きが強まり
ダウは下げ幅を縮小しました
ダウは
週間では322ドル(1.2%)上昇しました

 

米国の早期利下げ期待の後退に加え
取引前に発表された
5月の機械受注が市場予想を下回ったことから
東京市場でも
株式を売る動きが強まりました
当局が不動産規制強化と報じられ
上海株式相場が下落したことも
日本株の売り要因となりました

日経ジャスダック平均は
2銭高
3,454円60銭
と小幅ながら3営業日連続で上昇しました
前日引け後に好決算を発表した
キャリアリンク<6070>(人材派遣、事務作業請負)
が大幅に上昇しました

 

短期的には
日米の株式市場は反発が続く可能性があります
ただ
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れるの経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
中国の景気回復と円の下落が期待できなければ
株式の本格反転は難しい
と考えています

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