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設備投資懸念から日経平均31円安

トピックス, 本日の株式市場

10日(水)の日経平均は
前日比31円安
21,533円
と小幅下落しました

 

9日(火)のNYダウは
22ドル安
26,783ドル
と3営業日連続で下落しました
アナリストによる投資判断引き下げを受け
工業製品・事務用品のスリーエムが売られ
ダウを押し下げました
ただ
ネット・ハイテク株では買われる銘柄も多く
S&P500種指数は
3ポイント高(2,979ポイント)
ナスダック総合株価指数は
43ポイント高(8,141ポイント)
と上昇しました

 

東京市場では
6月の工作機械受注が低水準であったことから
設備投資関連株が売られ
株式の売りが優勢となりました
ただ
1ドル=109円近くへと
前日(108円80銭台)に比べ
円安ドル高が進み
外需企業の業績悪化懸念が薄れたことから
日経平均は前日比プラスに転じる場面もありました

日経ジャスダック平均は
4円高
3,455円
と上昇しました
前日引け後に好決算を発表した
パル<2726>(女子衣料・雑貨店)
ハニーズ<2792>(女子衣料店)
吉野家<9861>(牛丼・うどん店)
前週好決算を発表した
キャリアリンク<6070>(人材派遣、事務作業請負)
が大幅に上昇しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れるの経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
中国の景気回復と円の下落が期待できなければ
株式の本格反転は難しい
と考えています

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