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米株高受け日経平均110円高

トピックス, 本日の株式市場

11日(木)の日経平均は
前日比110円高
21,643円
と上昇しました

 

10日(水)のNYダウは
76ドル高
26,860ドル
と4営業日ぶりに上昇しました
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が議会証言において
「より緩和的な金融政策の必要性」を指摘したことから
7月末の利下げ実施に対する期待が高まり
米国株式は買いが勇勢となりました
ネット・ハイテク株が買われ
ナスダック総合株価指数は
60ポイント高の8,202ポイント
と上昇し、史上最高値を更新しました

 

米利下げ期待を受け
東京株式市場でも
買いが優勢となりました
外国為替市場では
利下げによる日米金利差縮小を見込んだ
円買いドル売りにより
1ドル=107円台へと
前日(108円80銭台)に比べ
円高ドル安が進みました
このため
外需企業の業績悪化懸念がやや強まり
日経平均は下落する場面もありました
ただ
半導体受託生産の最大手
台湾半導体電路製造(TSMC)が発表した
6月の売上高が好調であったことを受け
東京市場でも半導体・電子部品株が買われたことや
米株価指数先物が上昇したことから
日経平均は上昇して引けました

日経ジャスダック平均は
5円高
3,460円
と前日に続き上昇しました
前日引け後に好調な四半期売上を発表した
寿スピリッツ<2222>(地域限定菓子)
前日引け後に好決算を発表した
トレジャーファクトリー<3093>(リサイクルショップ)
が大幅に上昇しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れるの経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
中国の景気回復と円の下落が期待できなければ
株式の本格反転は難しい
と考えています

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