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米国高値も日経平均150円安

トピックス, 本日の株式市場

三連休明け16日(火)の日経平均は
前週末比150円安
21,535円
と3営業日ぶりに下落しました

 

前週末12日(金)のNYダウは
243ドル高
27,332ドル
と3日連続で上昇し
連日の史上最高値更新となりました
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長の
10日(水)、11日(木)の議会証言に続き
シカゴ連銀のエバンス総裁も
利下げに前向きな姿勢を示したことから
株式を買う動きが強い状況が続きました
S&P500種指数も
13ポイント高の3,013ポイント
と連日、史上最高値を更新し
初の3,000ポイント乗せとなりました
ナスダック総合指数も
48ポイント高の8,244ポイント
と史上最高値を更新しました
ダウは週間では
409ドル(1.5%)上昇しました

週明け15日(月)のダウは
27ドル高
27,359ドル
と4営業日連続で上昇し
3営業日連続で史上最高値を更新しました
前週末同様
利下げ期待を背景に
米国株式は買いが優勢な状況が続きました
ただ
主要企業の4~6月決算発表を前に
積極的な買いは控えられました
S&P500種指数
ナスダック総合株価指数も
史上最高値を更新しました

 

外国為替市場では
107円90銭~108円0銭台
と前週末(108円30銭台)に比べ
円高ドル安となったことから
外需企業の業績悪化が懸念され
三連休明けの東京市場では
株式を売る動きが強まりました
中国の
4~6月の国内総生産(GDP)は低水準であったものの
6月の工業生産高が市場予想を上回ったため
日本株の影響は大きくなりませんでした
ファーストリテイリング<9983>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
10円安
3,439円
と前週末に続き下落しました
前週末引け後に好業績を発表した
レイ<4317>(販売促進支援、CM制作)
ベイカレントコンサルティング<6532>(ITを活用したコンサル)
IDOM<7599>(中古車買取販売、旧ガリバー)
が大幅に上昇しました
ベイカレントコンサルティング
神戸物産<7599>(「業務スーパー」)
が上場来高値を更新しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れるの経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
中国の景気回復と円の下落が期待できなければ
株式の本格反転は難しい
と考えています

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