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摩擦長期化懸念し日経平均66円安

トピックス, 本日の株式市場

17日(水)の日経平均は
前日比66円安
21,469円
と前日に続き下落しました

 

16日(火)のダウは
23ドル安
27,335ドル
と5営業日ぶりに下落しました
トランプ大統領が
米中通商交渉の合意には時間がかかると述べ
対中追加関税の可能性も示唆したため
株式を売る動きが優勢となりました
ただ
利下げに対する期待が強いため
ダウは前日比で上昇する場面もありました
主要企業の4~6月決算発表を前に
積極的な売買は控えられました

 

東京市場では
米中貿易摩擦の長期化懸念を嫌気し
半導体関連株が売られ
日経平均は下落しました
ただ
1ドル=108円10銭台
と前日(107円90銭~108円0銭台)に比べ
円安ドル高となったことから
外需企業の業績悪化懸念がやや薄れ
TOPIXは
前日比プラスとなる場面もありました
第一三共<4568>
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
5円高
3,445円
と3営業日ぶりに上昇しました
前週好業績を発表した
レイ<4317>(販売促進支援、CM制作)
前日引け後に好調な売上を発表した
イオンファンタジー<4343>(ショッピングセンター内遊戯施設)
が大幅に上昇しました
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
が上場来高値を更新しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れるの経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
中国の景気回復と円の下落が期待できなければ
株式の本格反転は難しい
と考えています

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