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週末の日経平均98円安、週間では191円上昇

トピックス, 本日の株式市場

週末26日(金)の日経平均は
前日比98円安
21,658円
と4日ぶりに下落しました

 

25日(木)のNYダウは
128ドル安
27,140ドル
と前日に続き下落しました
弱気な売上見通しを発表した
工業・事務用品のスリーエムが売られ
ダウを押し下げました
6月の耐久財受注額が市場予想を上回り
週間の失業保険申請件数が市場予想を下回ったことから
大幅な利下げ期待がやや薄れたことも
株式を売る動きを強めました
ECB(欧州中央銀行)定例理事会後に
ドラギ総裁が
「景気後退リスクは小さい」と発言し
欧州でも大幅な利下げ期待が後退したことも
米国株の売り要因となりました

 

米国株安を受け
東京市場では
これまで上昇していた
半導体・電子部品関連株の売りが目立ちました
低調な決算を発表したオムロン<6645>、日立建機<6305>が売られ
中国・機械・設備投資関連株の下げが目立ちました
ほかにも低調な業績を発表した銘柄が売られ
相場を押し下げました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を更新しました
日経平均は
週間では191円(0.9%)上昇しました

日経ジャスダック平均は
1円安
3,471円
と4日ぶりに下落しました
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
ベイカレントコンサルティング<6532>(経営・ITコンサル)
が上場来高値を更新しました
ジャスダック平均は
週間では17円(0.5%)上昇しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れるの経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
増税後の消費の落ち込みが懸念され
中国の景気回復と円の下落が期待できなければ
株式の本格反転は難しい
と考えています

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