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ダウ333ドル安も日経平均19円高

トピックス, 本日の株式市場

8月1日(木)の日経平均は
前日比19円高
21,540円
と上昇しました

 

7月31日(水)のNYダウは
333ドル安
26,864ドル
と大幅に下落し
2日連続安となりました
FRB(連邦準備理事会)は
FOMC(連邦公開市場委員会)において
約10年半ぶりに利下げを決定しましたが
会見でパウエル議長が
「長期利下げの局面ではない」と発言したことから
追加利下げの可能性が後退し
株式を売る動きが強まりました
ダウは月間では264ドル(1.0%)上昇しました

 

米国における
追加利下げ期待の後退と
株式相場の大幅下落を受け
日経平均は
下落して始まり
一時は
前日比232円安(21,288円)まで下落しました
ただ
外国為替市場では
米利下げ打ち止め見通しから
日米金利差は縮小しないと見込んだ
円売りドル買いが増え
1ドル=109円台と
前日(108円50銭台)に比べ
円安ドル高が進みました
このため
外需企業の業績悪化懸念がやや薄れ
日経平均は上昇に転じました
前日引け後に
好決算を発表した銘柄が買われたことも
相場を押し上げました
日本電気<6701>
アドバンテスト<6757>
が2013年以降の高値を
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
4円安
3,479円
と下落しました
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
が上場来高値を更新しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
低調な4~6月決算を発表する企業が増えてくると予想されるため
株式市場は冴えない状況が続く
と考えています

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