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ダウ、週末は98ドル安、週間では707ドル下落

トピックス, 本日の株式市場

週末8月2日(金)のNYダウは
98ドル安
26,485ドル
と4日連続で下落しました
前日、トランプ大統領が
米国からの輸入品に対する追加課税を表明し
中国も対抗措置を示唆したことから
米中貿易摩擦の激化と世界経済の下押しが懸念され
中国および世界経済の影響が大きい銘柄が売られました
ダウは一時は
前日比334ドル安(26,249ドル)まで下落しました
ただ
この日発表された7月雇用統計において
雇用者数の前月比の伸びが鈍化したことから
追加利下げの可能性が意識され
ダウは下げ幅を縮小しました
ダウは週間では
707ドル(2.6%)下落しました

 

米国債が買われ長期金利が下落したことから
NYの外国為替市場では
日米金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが進み
1ドル=106円50銭台と
東京市場の午後(90銭台)に比べ
円高ドル安が進みました

シカゴ日経平均先物は
20,910円と
東京市場の日経平均終値
21,087円
を下回って引けました

 

週明けの日経平均は
下落して始まると予想されます
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
低調な4~6月決算を発表する企業が増えてくると予想されるため
株式市場は冴えない状況が続く
と考えています

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