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日経平均366円安、21,000円割れ

トピックス, 本日の株式市場

週明け8月5日(月)の日経平均は
前週末比366円安
20,720円
と前週末に続き大幅に下落しました

 

前週末2日(金)のNYダウは
98ドル安
26,485ドル
と4日連続で下落しました
前日、トランプ大統領が
米国からの輸入品に対する追加課税を表明し
中国も対抗措置を示唆したことから
米中貿易摩擦の激化と世界経済の下押しが懸念され
中国および世界経済の影響が大きい銘柄が売られました
ダウは一時は
前日比334ドル安(26,249ドル)まで下落しました
ただ
この日発表された7月雇用統計において
雇用者数の前月比の伸びが鈍化したことから
追加利下げの可能性が意識され
ダウは下げ幅を縮小しました
ダウは週間では
707ドル(2.6%)下落しました

 

週明けの外国為替市場で
一時は
1ドル=105円台と
前週末(106円90銭台)に比べ
大きく円高ドル安が進んだことから
外需企業の業績悪化懸念が高まり
東京市場も株式の売り圧力が強まりました
この日の上海・香港市場も大きく下落したことから
日経平均は一時は
前週末比572円安(20,514円)まで落ち込みました
ただ
1日(木)の終値:21,540円から
この日の安値まで
1,026円も下落したことから
短期的な反発期待とみられる買いが入り
比較的海外・為替の影響が軽微な内需株も買われ
日経平均は下げ幅を縮小しました

日経ジャスダック平均は
51円安
3,387円
と3営業日連続で下落しました
前週末引け後に好決算を発表した
アルゴグラフィックス<7595>(設計用ソフト)
が大幅に上昇しました
アルゴグラフィックス
が上場来高値を更新しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
低調な4~6月決算を発表する企業が増えてくると予想されるため
株式市場は冴えない状況が続く
と考えています

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