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日経平均一時は600円安も下げ幅縮小

トピックス, 本日の株式市場

8月6日(火)の日経平均は
前日比134円安
20,585円
と3営業日連続で下落しました

 

週明け5日(月)のNYダウは
767ドル安
25,717ドル
と大幅に下げ
5営業日連続の下落となりました
中国が米国の農産品輸入を一時停止
と発表したことや
人民元安を容認と報じられたことから
米中貿易摩擦が更に激化するとの懸念が高まり
米国株式を売る動きが強まりました

 

米中対立激化懸念と
米国株式の大幅下落を受け
東京市場でも株安となりました
朝方に
1ドル=105円50銭台と
前日午後(105円90銭~106円台)に比べ
大きく円高ドル安が進んだことから
外需企業の業績悪化懸念が高まり
日経平均は一時は
前日比609円安(20,110円)まで下落しました
ただ
中国が人民元相場の基準値を設定したため
元安には歯止めがかかるとの見方が広がり
円も1ドル=106円50~60銭台まで戻したことから
株式を買い戻す動きが強まり
日経平均は下げ幅を縮小しました
第一三共<4568>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
15円安
3,371円
と4営業日連続で下落しました
前週好決算を発表した
アルゴグラフィックス<7595>(設計用ソフト)
が上場来高値を更新しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
低調な4~6月決算を発表する企業が増えてくると予想されるため
株式市場は冴えない状況が続く
と考えています

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