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日経平均反発もTOPIX小幅反落

トピックス, 本日の株式市場

8月8日(木)の日経平均は
前日比76円高
20,593円
と5営業日ぶりに上昇しました

 

7日(水)のNYダウは
22ドル安
26,007ドル
と下落しました
欧米の長期金利が低下したことから
世界的な景気減速が意識され
株式を売る動きが強まり
ダウは一時は
前日比589ドル安(25,440ドル)まで下落しました
ただ、その後
米長期金利が下げ幅を縮小したことから
ダウは下げ幅を縮小しました
S&P500種指数は
2ポイント高(2,883ポイント)
ナスダック総合株価指数は
29ポイント高(7,862ポイント)
と上昇しました

 

日経平均は
朝方下落する場面もありましたが
ダウが下げ幅を縮小し
他の米国の2指標が上昇したことに加え
人民元が安定していることや
この日の上海・香港株式相場が上昇したことから
東京市場では
買いが優勢な状況が続きました
ただ
発表が始まった主要企業の4~6月決算は
低調・好調が入り混じっているため
相場全体を押し上げるには力不足で
日経平均は上げ幅を縮小しました
TOPIXは
1ポイント安(1,498ポイント)
と下落して引けました
第一三共<4568>
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
4円高
3,384円
と前日に続き上昇しました
前日引け後に好決算を発表した
ジャストシステム<4686>(法人業務システム、通信教育)
が大幅に上昇しました
ジャストシステム
が2013年以降の高値を
前週好決算を発表した
中央自動車工業<8117>(カー用品販売)
が上場来高値を更新しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
低調な4~6月決算を発表する企業が増えてくると予想されるため
株式市場は冴えない状況が続く
と考えています

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