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週末の日経平均は91円高、週間では402円下落

トピックス, 本日の株式市場

週末8月9日(金)の日経平均は
前日比91円高
20,684円
と前日に続き上昇しました

 

8日(木)のNYダウは
371ドル高
26,378ドル
と上昇しました
中国の7月の輸出額が市場予想を上回ったため
世界経済の減速懸念がやや和らぎ
人民元相場も比較的安定したことから
米国株式を買う動きが強まりました

 

米国株高
人民元相場の安定に加え
この日発表された
4~6月の国内総生産(GDP)が堅調であったことから
東京市場でも
株式を買う動きが優勢となりました
ただ
三連休を控えていることや
この日の上海・香港株式相場が下落したことから
株式を売る動きも強く
日経平均の上昇は限定的でした
米政府が中国通信機器大手のファーウェイ(華為技術)との取引再開許可を延期する可能性
と報じられたことから
電子部品株の一部が売られました
日本電気(NEC)<6701>
が2013年以降の高値を
第一三共<4568>
が上場来高値を更新しました
日経平均は
週間では402円(1.9%)下落しました

日経ジャスダック平均は
5円安
3,379円
と3日ぶりに下落しました
前週好決算を発表した
アルゴグラフィックス<7595>(自動車部品・電子機器などの設計ソフト)
が上場来高値を更新しました
ジャスダック平均は
週間では60円(1.8%)下落しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
低調な4~6月決算を発表する企業が増えてくると予想されるため
株式市場は冴えない状況が続く
と考えています

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