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関税先送りで日米とも反発

トピックス, 本日の株式市場

14日(水)の日経平均は
前日比199円高
20,655円
と上昇しました

 

13日(火)のNYダウは
372ドル高
26,279ドル
と3営業日ぶりに上昇しました
米政府が
対中追加関税の一部品目の発動を延期
と発表したことから
貿易摩擦の激化懸念がやや和らぎ
米株式を買う動きが強まりました
中国を含む世界経済の影響が大きい銘柄の
上げが目立ちました

 

米中対立懸念がやや和らぎ
米国株が上昇したことに加え
1ドル=106円20~40銭台へと
前日(105円30~40銭台)に比べ
大きく円安ドル高が進み
外需企業の業績悪化懸念がやや和らいだことから
東京株式市場でも買いが優勢となりました
この日発表された
7月の機械統計における受注額が
市場予想に反して前月比で上昇したことも
設備投資銘柄の買いを促し
相場を押し上げました
アドバンテスト<6857>が
2013年以降の高値を
第一三共<4568>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
83銭安
3,356円96銭
と3営業日連続で下落しました
ユニバーサル園芸社<6061>(観葉植物レンタル)
が大幅に上昇しました

 

ダウは前日比は大幅高となりましたが
前日12日(月)の下げ(前日比289ドル)を
取り戻すほどの上昇ではありませんでした
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
と市場は読んでいるのだと思います
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
低調な4~6月決算を発表する企業が増えてくると予想されるため
株式市場は冴えない状況が続く
と考えています

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