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世界景気後退懸念受け日経平均249円安

トピックス, 本日の株式市場

15日(木)の日経平均は
前日比249円安
20,405円
と大幅に下落しました

 

14日(水)のNYダウは
800ドル安
25,479ドル
と大幅に下落しました
7月の中国の工業生産が低水準であったことや
ドイツの4~6月の実質国内総生産(GDP)が
前四半期を下回ったことから
世界的な景気減速懸念が強まりました
また
米国債の10年物の利回りが2年物を下回ったことから(※)
米国景気の後退懸念も強まり
株式を売る動きが強まりました
(※)過去、10年物の利回りが2年物を下回ると
その後景気後退が起きるケースが多いといわれています

 

世界的な景気減速不安の高まりに加え
1ドル=105円89~90銭台へと
前日(106円20~30銭台)に比べ
円安ドル高が進み
外需企業の業績悪化懸念が高まったことから
景気の影響が大きい銘柄のほか
幅広い業種の株式が売られました
が2013年以降の高値を
第一三共<4568>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
35円安
3,321円
と4営業日連続で下落しました
前日引け後に好決算を発表した
マーケットエンタープライズ<3135>(リユース品買取サイト)
スカラ<4845>(ホームページの検索・FAQシステム運営)
一昨日好決算を発表した
ベネフィットジャパン<3934>(モバイル通信)
が大幅に上昇しました
神戸物産<3038>(「業務スーパー」)
が上場来高値を更新しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
と思います
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
景気減速懸念から
追加利下げ期待が高まり
株式は反発する可能性がありますが
堅調な経済指標が発表されると
再び利下げ期待は弱まると予想しています
米国は今後も
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
現時点では
7月以降の決算に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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