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日経平均13円高、週間では266円下落

トピックス, 本日の株式市場

週末16日(金)の日経平均は
前日比13円高
20,418円
と上昇しました

 

15日(木)のNYダウは
99ドル高
25,579ドル
と上昇しました
好決算を発表した
小売り大手ウォルマートが上昇し
小売の#ほか景気の影響が軽微な銘柄が買われました
ただ、この日も
長期金利が低下したことから
景気減速懸念も根強く
ダウの上げは限定的でした
情報通信システム大手の
シスコが低調な決算を発表したことから
ナスダック総合株価指数は
7ポイント安(7,766ポイント)
と下落しました

 

世界景気の減速懸念から
日経平均は下落して始まりましたが
この日の上海・香港株式相場や
米株価指数先物が上昇したことや
1ドル=106円10~20銭台へと
前日(105円80~90銭台)に比べ
円安ドル高が進み
外需企業の業績悪化懸念がやや和らいだことから
株式を買う動きが優勢となりました
第一三共<4568>
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました
日経平均は週間では
266円(1.3%)下落しました

日経ジャスダック平均は
1円高
3,322円
と5営業日ぶりに上昇しました
寿スピリッツ<2222>(地域限定菓子)
が上場来高値を更新しました
ジャスダック平均は週間では
56円(1.7%)下落しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
と思います
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
景気減速懸念から
追加利下げ期待が高まり
株式は反発する可能性がありますが
堅調な経済指標が発表されると
再び利下げ期待は弱まると予想しています
米国は今後も
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
現時点では
7月以降の決算に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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