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米中緩和期待から日経平均114円高

トピックス, 本日の株式市場

20日(火)の日経平均は
前日比114円高
20,677円
と3営業日連続で上昇しました

 

週明け19日(月)のNYダウは
249ドル高
26,135ドル
と3営業日連続で上昇しました
米商務省は
中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)に対する
禁輸措置について
一部取引を認める例外措置を90日延長したことから
米中貿易摩擦に対する懸念がやや和らぎ
半導体株が買われました
長期金利が上昇し
米国景気の後退懸念がやや薄れたことや
原油先物相場上昇を受け
石油株が買われたことも
ダウを押し上げました
中国とドイツにおいて
景気刺激策実施の可能性が報じられていることも
米国市場の買い安心感に繋がっています

 

米中貿易摩擦と
世界経済減速に対する懸念がやや和らぎ
米国株式相場が上昇したことから
東京市場では
半導体、電子部品、機械など
海外景気の影響が大きい銘柄が買われました
ただ、前日同様
日本独自の買い材料に乏しいことから
日経平均の上げは
前日のダウに比べ小幅となりました
第一三共<4568>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
22円高
3,354円
と3営業日連続で上昇しました
寿スピリッツ<2222>(地域限定菓子)
が上場来高値を更新しました

 

中国・ドイツの景気刺激策や
欧州の金融緩和、米国の利下げ期待により
株式相場は一旦反発するかも知れません
ただ
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得るでしょう
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
堅調な経済指標が発表されると
再び利下げ期待は弱まる可能性があります
日本については
現時点では
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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