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日経平均9円高、イベント控え上げ幅縮小

トピックス, 本日の株式市場

22日(木)の日経平均は
前日比9円高
20,628円
と小幅ながら上昇しました

 

21日(水)のNYダウは
240ドル高
26,202ドル
と上昇しました
イタリアにおいて
早期の議会解散・総選挙を回避できるとの観測から
欧州株式相場上昇したことや
米国において
一部のディスカウントストアやホームセンターが好決算を発表し
消費は底堅いとの見方が広がったことから
米国株式の買い意欲が強まりました

 

米国景気に対する過度な警戒が後退し
ダウが上昇したことから
東京市場でも
景気の影響が大きい銘柄が買われ
日経平均は上昇しました
ただ
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が発言予定の
ジャクソンホール会議(国際経済シンポジウム)を22日に控え
一旦株式を売る動きも増えました
また
NYダウの先物が
小幅ながら前日終値を下回って推移したことや
上海・香港株式相場が下落したこともあり
日経平均は
前日比マイナスとなる場面もありました

日経ジャスダック平均は
9円安
3,333円
と前日に続き下落しました
寿スピリッツ<2222>(地域限定菓子)
が上場来高値を更新しました

 

中国・ドイツの景気刺激策や
欧州の金融緩和、米国の利下げ期待により
株式相場は一旦反発するかも知れません
ただ
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得るでしょう
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
堅調な経済指標が発表されると
再び利下げ期待は弱まる可能性があります
日本については
現時点では
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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