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週末の日経平均82円高、週間では292円上昇

トピックス, 本日の株式市場

週末23日(金)の日経平均は
前日比82円高
20,710円
と前日に続き上昇しました

 

22日(木)のNYダウは
49ドル高
26,252ドル
と前日に続き上昇しました
前日に続き
小売行の好決算発表が相次いだことに加え
ボーイングが生産ペースを上げる
と一部で報じられてことが
ダウを押し上げました
ただ
8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が
好不況の境目とされる50を約10年ぶりに下回ったことや
ジャクソンホール会議(国際経済シンポジウム)における
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長の講演を
23日に控えていることから
一旦株式を売る動きも強く
S&P500種指数は
1ポイント安(2,922ポイント)
と下落しました

 

S&P指数は下落したものの
NYダウの先物が上げ幅を広げたことや
上海・香港株式相場が上昇したことから
東京市場では株式の買いが優勢となりました
ただ
日本独自の買い材料に乏しいことや
パウエル議長の講演を控え
日本株を積極的に買う動きとはならず
日経平均の上げは限定的でした
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました
日経平均は週間では
292円(1.4%)上昇しました

日経ジャスダック平均は
1円安
3,331円
と3日連続で下落しました
ジャスダック平均は週間では
9円(0.3%)上昇しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
低調な経済指標が発表されると
景気後退が懸念される一方
利下げ期待が高まり
堅調な経済指標が発表されると
再び利下げ期待は弱まる
という状況が繰り返される可能性があります
日本については
現時点では
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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