緊張やや緩和し日経平均195円高
27日(火)の日経平均は
前日比195円高
20,456円
と上昇しました
週明け26日(月)のNYダウは
269ドル高
25,898ドル
と大幅に上昇しました
トランプ大統領が
米中貿易協議を再開する意向を示したことや
イランのロウハニ大統領との会談にも前向きの姿勢を見せたことから
米国と中国およびイランとの緊張緩和期待がやや高まり
米株式を買う動きが強まりました
中国の影響が大きい銘柄や
世界景気の影響が大きい半導体株の上げが目立ちました
米中貿易摩擦に対する懸念がやや後退し
米国株が大きく上げたことから
東京市場でも
株式を買う動きが続きました
この日の上海株式相場が上昇したことも
日本株の買い安心感に繋がりました
日経ジャスダック平均は
2円安
3,306円
と5営業日連続で下落しました
前日引け後に業績予想を上方修正した
西芝電機<6591>(船舶用電機、発電装置)
が大幅に上昇しました
今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています
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