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日経平均23円高も値下がり銘柄多い

トピックス, 本日の株式市場

28日(水)の日経平均は
前日比23円高
20,479円
と前日に続き上昇しました

 

27日(火)のNYダウは
120ドル安
25,777ドル
と下落しました
長期金利が低下し
10年物国債の利回りが2年物を下回る
「逆イールド」となったことから(※)
景気悪化懸念が強まり
米株式を売る動きが優勢となりました
(※)過去において逆イールドとなった後に
景気が後退したケースが多い

 

NYダウ下落と
世界景気の減速懸念から
東京市場でも
株式を売る動きが強く
東証1部の値下がり銘柄数(1,220銘柄)が
値上がり数(815)を上回りました
ただ
シカゴのNYダウ先物指数が上昇して推移したことに加え
長期金利低下を受け不動産株が買われ
景気の影響が比較的小さい一部内需株が上昇したことから
日経平均は上昇しました

日経ジャスダック平均は
7円安
3,298円
と6営業日連続で下落しました

 

今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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