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日経平均18円安、ジャスダック7日下落

トピックス, 本日の株式市場

29日(木)の日経平均は
前日比18円安
20,460円
と3日ぶりに下落しました

 

28日(水)のNYダウは
258ドル高
26,036ドル
と大幅に上昇しました
10年物国債の利回りが2年物を下回る
「逆イールド」(※)が続いたものの
その差は拡大しなかったことや
米中間で
新たな問題が発生しなかったことから
株式を買う動きが強まりました
原油先物相場が上昇しエネルギー株が買われたことも
ダウを押し上げました
(※)過去において逆イールドとなった後に
景気が後退したケースが多い

 

NYダウは上昇したものの
米中貿易摩擦と世界景気の減速のほか
英国のEU(欧州連合)離脱についても
不安が残ることや
この日の上海・香港株式相場が下落したことから
日経平均は
一時は
前日比118円安(20,361円)まで下落しました
ただ
上海・香港指数が一時は上昇に転じたことから
日経平均は下げ幅を縮小しました

日経ジャスダック平均は
16円安
3,282円
と7営業日連続で下落しました
前日引け後に業績予想を上方修正した
日本MDM<7600>(人工関節、骨接合材料販売)
が大幅に上昇しました

 

今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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